タドキストによる英語多読ブログ

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ブラックユーモアたっぷりの、さすがはJon Klassen!と思わせてくれる、ガイゼル・オナー賞作品『I Want My Hat Back』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、ブラック・ユーモアたっぷりの、大人も笑える絵本で、2012年のガイゼル賞(Theodor Seuss Geisel Award)のオナー賞に輝いた作品をご紹介させていただきます。

 

 

 

本について

今回ご紹介する絵本は、Jon Klassenさんが文とイラストを手掛けた絵本、I Want My Hat Backをご紹介させていただきます。

 

YL 0.6~0.8程度  語数は254語   Lexile: 230Lの本です。

I Want My Hat Back

I Want My Hat Back

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本の内容のご紹介

表紙に描かれた、目の座ったくまさん(笑)がこの本の主人公です。

 

くまさんが、帽子をなくしてしまいます。

大切な赤くてとがった帽子です。

 

"Have you seen my hat?"と、動物たちに聞いて回ります。

尋ねられたキツネも、カエルも、そんな帽子は見ていませんので、"No"とシンプルに答えます。

 

ところが、一匹、様子のおかしいウサギさんがいましたが…。

 

とぼけたくまさんと動物たちの目が最高です。

でも、最後のオチは結構ブラックです…。

 

言葉であまり語らず、察しさせるストーリーが秀逸です。

読み終わった後で、くまさんの目を見ると、じわじわきます。

どうぞ、ご自分でそのオチを楽しんでください!

 

最後に

この本には、『どこいったん』の邦題で、和訳版も出版されていますので、合わせてご紹介いたします!

関西弁がぴったり合う雰囲気の本です!

 

この本のイラストレーターのJon Klassenさんの作品としては、以下のまとめ記事をご参照ください。

erelc.hatenablog.com

Jon Klassenさんのいくつかご紹介した本を、以下に再掲します。

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

 

「ガイゼル賞って何?」とご関心のある方は、是非、以下の記事もチェックしてみてくださいね!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、Happy Reading♬

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