タドキストによる英語多読ブログ

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アメリカを発端に世界中に広がった人種差別抗議運動について学べる英語児童書、『What Is Black Lives Matter?』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、アメリカを発端に世界中に広がった人種差別抗議運動について学べる英語児童書をご紹介したいと思います。

 

 

 

本について

今回ご紹介する本は、Lakita Wilsonさんが文を、Gregory Copelandさんがイラストを手掛けた英語読本、『What Is Black Lives Matter?』です。

元々は、アメリカの子ども向けに書かれえたシリーズの本ですが、日本では多読用として人気のあるシリーズです。

 

YL 2.0~3.0程度  語数は4,047語   Lexile: 1000L 

シリーズ:What Was...の本です。

 

本の内容のご紹介

2012年2月。

17歳の黒人少年Trayvon Martinが、地元の自警団のヒスパニック系のGeorge Zimmermanと口論の末、射殺された。

正当防衛を訴えたZimmermanに対して2013年、無罪判決が下る。

 

この事件をきっかけに、Alicia Garza、Patrisse Cullors、Opal Tometiの3人の黒人女性が中心となり、SNS上に#BlackLivesMatterを投稿し、瞬く間にアメリカ全土、そして世界中に拡散された。

 

未来ある若者のMartinの射殺事件は許しがたい蛮行である。

しかし、この事件の以前から、同じ罪であっても警察によって厳しく拘束され、時に暴行される黒人の姿は度々問題視されてきた。

Garza、Cullors、Tometiの3人も自身の家族が虐げられ、厳しい生活を余儀なくされてきたことを経験してきた。

 

そういった「火種」が、ついにMartin射殺事件で発火したのである。

 

Black Live Matter運動が行われている最中の2014年。

18歳のMichael Brownがミズーリの歩道を歩いてたところ、景観と口論となり射殺されるという信じがたい事件が起こった…。

 

さらに2020年。George Floydが、ミネアポリス近郊で、警官の不適切な拘束方法によって殺害された…。

 

こういった事件の度に、Black Lives Matter運動は強く広がっていった。

 

アメリカ社会が現代でも抱える大きな問題―人種差別。

日本に暮らす私たちも、世界市民として知っておかなければならない問題ですね。

 

気になれば、是非チェックしてみてくださいね!

 

最後に

Who Was...シリーズWhere Is...シリーズ、What Was...シリーズとして、以下のまとめサイトや紹介した本があります。ご関心があれば、合わせてどうぞ!

erelc.hatenablog.com

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、Happy Reading♬

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