こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます!
今回は、主人公のドラゴンを通して、しっかりと認めて、見つめてあげることの大切さを教えてくれる絵本をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Greg Tangさんが文を、Harry Briggsさんがイラストを手掛けた絵本、『The Grapes of Math』です。
YL 1.6~2.0程度 語数は735語 Lexile: NPの本です。
本の内容のご紹介
本書は、ハーバード大学などで学位を取得され、数学教育で活躍されているGreg Tangさんが、足し算、引き算、数え方などを子どもがゲーム感覚で学べるように書いた絵本です。
本書で書かれている具体的な内容として、
- 菱形に配置された魚を題材に、魚の合計数を数える際、斜めに同数のグループを見つけ、そのグループの数を後で足すといいこと
- 実の数が異なる2種類のブドウの実の合計を数える際には、まず2種類のブドウの実を合計し、その2種類のセットがいくつあるかを数えた方がいいこと
- 一列に4~5匹ずつ並んだカタツムリの合計数を数える際、一つずつ数えるのではなく、欠けている数を数え、本来いるはずの合計数から引く方がいいこと
などです。
本の構成としては、見開きの左にイラストで数える題材が描かれ、右側のページでは最初に韻を踏んだ英文が書かれ、次に数を効率よく数えるためのヒントが載せられています。
算数の勉強と構えず、ゲーム感覚で足し算や引き算、あるいは効率良く数えるための考え方などを学ぶことができるユニークな絵本です。
気になれば、チェックしてみてくださいね!
最後に
このブログでは、これまで多くの絵本や多読図書を紹介してきました。
右のサイドバーのカテゴリーから、
YL
語数
タイトルの頭文字
Lexile
から検索できますので、気になればチェックしてみてください!
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬