こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、 デカルト座標について楽しく知ることができる平易な伝記をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Julie GlassKate Klimoさんが文を、Richard Walzさんがイラストを手がけた、ネイティブの子ども向けLeveled Reader、『The Fly on the Ceiling: A Math Reader』です。
YL 1.3~1.7程度 語数は984語
シリーズ:Step into ReadingのStep 4 (SIR4)です。
本の内容のご紹介
17世紀に活躍したフランスの哲学者であるDecartes。
近代哲学の父として知られ、哲学史上で最も有名な命題の一つ「我思う、ゆえに我あり」を残したDecartesですが、本書は彼の数学者としての顔を紹介した本です。
ある日、天井を眺めていると一匹のハエがとまっていました。
あちこち飛んでは、あちこちにとまっている姿を見て、Decartesは思います。
あのハエは全く同じ場所にまたとまることはあるのだろうかと。
そして何とか記録できないかと考え、天井に線を引き始めます。
格子状になるように、縦方向にも横方向にも。
それでハエがとまった場所を把握できるという発明でした。
こういった、デカルト座標を思いついた経緯が紹介された英語の読本です。
英語を読みながら、現在でも使われている偉大な発明について知ることができて知識も増やせる一石二鳥の本です。
ただ、本書最後に注釈が出ているように、本書で紹介されているDecartesの片づけられない性格などは事実かどうかは分からないようです。
総じていえば、歴史的な正確さはさておき、デカルト座標について楽しく知ることができる本とえる読本です。
気になれば、チェックしてみてくださいね!
最後に
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!