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お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、犬と会話をしているように楽しめる工夫がされた、ほのぼの愉しい絵本をご紹介させていただきます。初級者用の絵本に対して選考、授与される2021年のガイゼル賞(Theodor Seuss Geisel Award)に輝いた作品です。
本について
今回ご紹介する絵本は、David Larochelleさんが文を、Mike Wohnoutkaさんがイラストを手掛けた絵本、『See the Cat: Three Stories About a Dog』です。副題が示しているように、表紙の犬を主人公に3つのお話が入っています。
表紙にスース博士の金メダルが輝いていますね。
YL 0.4~0.5程度 語数は291語 Lexile: AD260Lの本です。
本の内容のご紹介
この本の主人公は、表紙に描かれた、愛嬌のある犬です。
そして、この本の構成がユニークで、見開きの左のページに犬に向けて話しかけた言葉が書かれ、右のページでその言葉に対して犬が反応する、という構成になっています。
例えば、最初の見開きの左のページに書かれているのは、"See the cat."という文。
そして、右のページでそれに対して、犬が、"I am not a cat. I am a dog."とツッコミを入れる構成になっています。
まるで、犬と会話をしているように、インターアクティブに楽しめる本で、読み聞かせにも大活躍しそうな本です。
英語は大きなフォントで、やさしく書かれていますので、多読を始めたばかりの方にちょうどいい絵本です。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
「ガイゼル賞って何?」とご関心のある方は、是非、以下の記事もチェックしてみてくださいね!
これまで紹介したガイゼル賞作品も多くまとめられています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬