こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、家から見えてくる文化・歴史・暮らしの違いについて学べるノンフィクションの一冊をご紹介します。
本について
今回ご紹介する絵本は、Jacqueline Martinさんが手掛けた英語読本、『Homes Around the World』です。
YL 2.2~2.4程度 語数3,307語
シリーズ:Oxford Read and Discover (ORD)のLevel 5(900語レベル)の本です。
本の内容のご紹介
テーマは「家」。
私たちにとって最も身近な存在のひとつですが、世界に目を向けると、その形や材料、役割は実にさまざま。本書では、原始時代の住まいから未来の家まで、世界中の多様な“家”を、豊富な写真とやさしい英語で紹介しています。
まず本書は、「家の歴史」からスタートします。原始時代の人々が暮らしていた洞窟をはじめ、藁や泥で作られた初期の家、石造りの家、木造の家など、人類がどのように住まいを発展させてきたのかを概観できます。
続いて、現代のさまざまな家へと話題が広がります。高層住宅やコテージ、マンションなど私たちにも馴染みのある住まいだけでなく、スラム街の家や、さらにはホームレスの人々についても触れられており、「家」は単なる建物ではなく、社会問題とも深く関わっていることが分かります。
特に興味深いのが、「気候に適応した家」の紹介です。寒い山岳地帯では石造りの頑丈な家が使われ、砂漠では泥や草を材料にした家が建てられています。また、熱帯地域では洪水や蛇から身を守るため、床を高く持ち上げた家が使われていることも紹介されています。
つまり、“家の形”を見るだけで、その土地の自然環境や暮らし方まで見えてくるのです。
さらに本書では、遊牧民が暮らすゲルのような移動式住居や、世界的に有名な建築物も登場。Forbidden City、Buckingham Palace、Windsor Castle、そしてWhite Houseなど、歴史や権力の象徴ともいえる建物についても知ることができます。
そして、本書の中でも特にワクワクするのが、「変わった家」の紹介です。廃材を利用して作られた家、狭い空間を巧みに活用した家、船を再利用した家、さらには滝を取り込んだ家まで登場し、写真を見ているだけでも楽しくなります。
また、中国のTulouや、南アメリカのヤノマミ族が暮らす共同住居など、「集団で暮らす家」についても紹介されており、文化の違いを感じられるのも魅力です。
最後には、未来の住まいについても話が広がります。最新技術を使った家や、宇宙で生活する可能性など、「これから人類はどんな家に住むのか?」という未来への想像力も刺激してくれます。
本書は、「家」という身近なテーマを通して、建築、文化、環境、歴史、社会問題まで幅広く学べる一冊です。英語も比較的読みやすく、写真も豊富なので、多読教材としても非常におすすめ。
建築やインテリアが好きな方はもちろん、「世界の暮らし」に興味がある方にもぴったりの本です。
ページをめくるたびに、「こんな家があるの!?」という驚きに出会える一冊。気になった方は、ぜひチェックしてみてください。
最後に
このブログでは、これまで多くの英語の本をご紹介してきています。
右のカテゴリーから、
・タイトル
・著者
・YL
・語数
・シリーズ
などから調べられますので、是非ご利用ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬
