タドキストによる英語多読ブログ

1000万語以上の多読経験をもとに、多読の魅力を発信するブログです!本には魅力がいっぱい。英語の本を通して、人生を深く、豊かなものに。

「やさしいことをすると、山に花が咲く」――心に静かに沁みる名作『花さき山』の英訳版『Heartbloom Hill』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、「やさしいことをすると、山に花が咲く」――心に静かに沁みる名作『花さき山』の英訳版をご紹介させていただきます。

 

 

本について

今回ご紹介する絵本は、Ryusuke Saitoさんが文を、Jiro Takidairaさんがイラストを、Arthur Binardさんが翻訳した本、『Heartbloom Hillです。

 

YL 1.0~1.4程度  語数は491語の本です。

 

本の内容のご紹介

今回ご紹介するのは、斎藤隆介による名作童話『花さき山』の英訳版です。

日本では長く読み継がれてきた作品ですが、英語で読むとまた違った味わいがあります。

 

物語の主人公は、山菜を採りに山へ入った少女・あや。

しかし、気づけば見知らぬ山奥に迷い込んでしまいます。不安に包まれるあやの前に現れたのは、山姥のような不思議な女性。そして彼女は、あやを“花さき山”へと案内します。

 

そこには、山いっぱいに咲く美しい花々。

けれど、その花には大きな秘密がありました。実はこの山の花は、人が誰かのために優しいことをした時に、一つ咲くのだといいます。

 

自分のことを我慢して誰かを助けた時。相手を思いやって行動した時。

そんな“やさしさ”が、この山に花を咲かせているのでした。

その話を聞きながら、あやは自分のこれまでの行動を思い返していきます。

 

本書の魅力は、派手な展開ではなく、“人を思う気持ち”の尊さを静かに描いているところ。読んでいるうちに、「自分は誰かに優しくできているだろうか」と自然に考えさせられます。

 

また、英訳版でも、日本の山村の空気感や幻想的な世界観が丁寧に表現されていて、とても味わい深いです。英語自体も比較的読みやすく、日本文学を英語で楽しんでみたい方にもおすすめ。

 

特に、日本文化や価値観を英語で海外の人に紹介したい方にとっては、とても良い題材になると思います。読み終えた後、どこか心が温かくなる――。

そんな“静かな感動”を味わえる一冊です。

気になった方は、ぜひ『Heartbloom Hill』を手に取ってみてください。

 

本書最後には、日本語版も小さくついていて、お得な一冊です。

 

最後に

この原本は、『花さき山』です。こちらを読んだことがあれば、英語版もきっと読みやすく感じると思います。

 

また、本書のように日本にゆかりのある本をお探しでしたら、以下の記事に本をまとめてあります。

erelc.hatenablog.com

 

このブログでは、これまで多くの英語の本をご紹介してきています。

右のカテゴリーから、

・タイトル

・著者

・YL

・語数

・シリーズ

などから調べられますので、是非ご利用ください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、Happy Reading♬

プライバシーポリシー お問い合わせ