こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、ネルソン・マンデラの勇気の物語をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Suzy Capozziさんが文を、Nicole Tadgellさんがイラストを手掛けた、ネイティブの子ども向けLeveled Reader、『Nelson Mandela: From Prisoner to President』です。
YL 1.6~2.0程度 語数は2,622語
シリーズ:Step into ReadingのStep 4 (SIR4)です。
本の内容のご紹介
「不正な法律には従わない。」
この強い信念を胸に、人種差別と闘い続けた一人の人物がいました。
本書は、南アフリカの歴史を大きく変えた指導者Nelson Mandelaの生涯を、やさしい英語で描いた伝記です。
物語の舞台は南アフリカ。そこでは長い間、アパルトヘイトと呼ばれる人種隔離政策が行われていました。“apartheid”とはアフリカーンス語で「分離・隔離」という意味。
白人と非白人を法律によって分け、生活や教育、仕事の機会まで厳しく制限する――
そんな非人道的な制度でした。Mandelaは、この不公平な社会を変えようと立ち上がります。
本書は、Mandelaが南アフリカの大統領に就任する場面から始まります。
長い刑務所生活を終えた後、ついに国のリーダーとなる瞬間です。そこから物語は彼の幼い頃へとさかのぼります。
7歳のとき、学校で「Nelson」という英語名をもらったこと、12歳で父を亡くし、首長の支援によって教育を続けられたこと、大学で政治活動に関わり、やがて退学になったこと、そしてその頃、白人至上主義を掲げるNational Partyが政権を握り、アパルトヘイトが本格的に始まります。
Mandelaは、不正な法律に対してcivil disobedience(市民的不服従)という方法で抵抗します。また、人種差別撤廃を目指すAfrican National Congressの活動にも参加しました。しかしその結果、彼は国家反逆罪で逮捕され、長い刑務所生活を送ることになります。それでもMandelaは信念を曲げませんでした。
この本の魅力は、世界史の大きな出来事を、やさしい英語で学べること。
難しい政治の話だけでなく、一人の人間としてのMandelaの人生が丁寧に描かれています。
理不尽な社会の中でも信念を貫いた姿は、読む人に大きな勇気を与えてくれます。
また、社会を変えるにはリーダーの存在や、リーダーを選ぶことの重要さも感じさせてくれます。遠い国の歴史のようでいて、決して他人事ではない出来事。
英語を読みながら、世界の大切な歴史にも触れられる一冊です。
最後に
SIR(Step into Reading)シリーズとしては、以下の本も紹介したことがあります。
(まとめ記事)
このブログでは、これまで多くの絵本、多読用図書を紹介しています。
右のサイドバーのカテゴリーから、
- YL
- 語数
- Lexile
- シリーズ
- 著者名
- タイトル
から検索できます。
気になるカテゴリーがあれば、チェックしてみてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!
