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お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、失った悲しみを、成長という強さに変えていく、美しく切ない兄弟の「勇気の物語」をご紹介したいと思います。
本について
今回ご紹介するのは、Angie Kangさんが文とイラストを手掛けた絵本、『Our Lake』です。
2026年にコールデコット・オナー賞に選出された名作です
YL 0.8~1.0程度、語数は362語の本です。
本の内容のご紹介
夏の熱気に包まれた、静かな湖。そこには、二人の少年だけが知る、かけがえのない記憶が眠っています。
──「お父さんがいない」初めての夏。
いつもなら、そこにはお父さんの大きな背中がありました。でも、今回の湖はお兄ちゃんと二人きり。お父さんの姿が見えない不安を胸に秘めたまま、二人は湖に突き出た岩の頂上へと辿り着きます。
──「前はどうやって飛んだんだっけ?」
お兄ちゃんは迷わず湖へとダイブし、水面で弟を待ちます。けれど、岩の端に立つ「ぼく」の足はすくんで動けません。
"How did I do it before?"(前はどうやってたんだっけ?)
かつてはお父さんが導いてくれたはずのその一歩。
心細さに飲み込まれそうになったその時、目を閉じると、浮かび上がってきたのはあの日のお父さんの姿でした……。
本書では、グアッシュ(不透明水彩)の柔らかなタッチで、少年たちの揺れ動く感情と夏の光を瑞々しく描き出しています。
明示はされずとも伝わってくる「お父さんの不在」。
だからこそ、お父さん代わりを務めようとする兄の健気さと、父から受け継いだ勇気を振り絞ろうとする弟の姿が、読む者の胸を熱く揺さぶります。
失った悲しみを、成長という強さに変えていく。
美しく切ない「勇気の物語」です。
気になれば、ぜひその手にとって確かめてみてください!
最後に
この本が受賞したコールデコット賞(オナー賞含む)については、以下の記事から、その賞の特徴や過去の受賞作品を確認することができますので、よろしければチェックしてみてください!
以下は、近年のコールデコット・オナー賞の受賞作品の一部です。
この本のように、お父さんとの関係に関連した本や父の日に相応しい本をお探しでしたら、以下のまとめ記事をチェックしてみてくださいね!
また、夏を舞台にしたお話がお好きでしたら、以下のまとめ記事もチェックしてみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬
