タドキストによる英語多読ブログ

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NASAの業績と仕事を知ることができる英語児童書 What Was...シリーズから『What Is NASA?』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、NASAアメリカ航空宇宙局)の業績と仕事を知ることができる英語児童書をご紹介したいと思います。

 

 

 

本について

今回ご紹介する本は、Sara Fabinyさんが文を、Ted Hammondさんがイラストを手掛けた英語読本、『WHAT IS NASA?』です。

元々は、アメリカの子ども向けに書かれた本ですが、日本でも多読用として人気のあるシリーズです。

 

YL 2.8~3.8程度  語数は7,954語   Lexile: 970L 

シリーズ:What Was...の本です。

 

本の内容のご紹介

宇宙開発の先端を行き、日本人宇宙飛行士もいることからニュースでもたびたび取り上げられるNASANational Aeronautics and Space Administrationアメリカ航空宇宙局)。

本書は、NASAの歴史やこれまでの業績や仕事を学ぶことができる英語の児童書です。

 

劣勢に立たされていたソ連との宇宙開発競争に勝つために10年以内に着きに人類を送り込むことを宣言した時のKennedy大統領のスピーチの紹介から本書は始まっています。

 

次いで、1880年代にロシアのTsiolkovskyがロケットの基礎理論を作ったこと、その後アメリカのGoddardらによって、宇宙にロケットを飛ばす試みがなされ、この技術は戦争にも使用されたこと等、人類が宇宙に近づくための技術的発展について書かれている。

 

ソ連が1957年10月に最初の人工衛星を地球の軌道に打ち上げたことがアメリカに衝撃を与えて両国間の宇宙開発競争に火が付き、ドイツ出身のNASAの科学者Braunは1958年1月30日までに人工衛星を地球の軌道に乗せることが命じられた。

このように、NASA設立当初は、ソ連というライバルの存在を強力に意識しながら、人類を宇宙に送り込むことをミッションに研究開発が進められたことが書かれている。

 

1,500時間以上の訓練を受け、40歳未満であり、15フィート11インチより小さいこと等の条件が設けられた宇宙飛行士として、1959年にNASAは最初の宇宙飛行士7名を任命した。その中からAlan Shepardが選ばれ、1961年には初めて宇宙に行くことに成功した。

 

しかし、この偉業もソ連の宇宙飛行士Gagarinに先を越され、アメリカはまた辛酸をなめることになった。時のKennedy大統領は、次の目標を月面着陸に据えて、何としてもソ連よりも先に実現することを国家的な目標とした。

 

この目標達成に向かって開発を一層進展させ、遂に歴史的な瞬間が訪れる。

1969年7月、アポロ11号がKennedy Space Centerから発射し、アームストロング船長の月面着陸を実現した。その様子は5億人もの人が視聴し、宇宙開発競争においてアメリカが先んじたことを世界の人にも知らしめることとなった。

 

この偉業の後NASAは、スペースシャトル計画、太陽系の惑星の解明、ISS等と、その時々のミッションを掲げ、開発を進めていることが紹介されている。

 

NASAの業績と仕事を知ることができる英語読本で、宇宙に関心のある方に特におすすめの一冊です。

 

気になれば、是非チェックしてみてくださいね!

 

最後に

Who Was...シリーズWhere Is...シリーズ、What Was...シリーズとして、以下のまとめサイトや紹介した本があります。ご関心があれば、合わせてどうぞ!

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最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、Happy Reading♬

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