こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、代表的な食虫植物を紹介した英語読本をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Mary Battenさんが文を、Paul Mirochaさんがイラストを手がけた、ネイティブの子ども向けLeveled Reader、『Hungry Plants』です。
YL 1.8~2.0程度 語数は2,091語 Lexile: 780L
シリーズ:Step into ReadingのStep 4 (SIR4)です。
本の内容のご紹介
ハエトリグサやモウセンゴケ等、植物園や一部の花屋で日本でも目にすることができる食虫植物。「肉食」のこれら植物には、自然の進化のすごさを感じる方も多いのではないでしょうか。
本書では、食虫植物の歴史から、代表的な食虫植物を挙げ、それらの外見上の特徴や虫の捕獲の仕方、虫の消化の仕方等を紹介し、食虫植物の医療への貢献の観点や食虫植物の中で暮らす虫がいることまで広くふれられています。
「静」のイメージがある植物の仲間なのに、葉を動かすことで捕獲したり、水中にある小袋で吸い込んで捕獲したり、足を滑らせて下に落とすことで捕獲したり、ねばねばした触手で捕獲したりして、捕獲した虫を消化し、自らのエネルギーにする「動」の部分を併せ持つ食虫植物の神秘を感じながら読み進めることができます。
英語も易しい構文を使って、実に自然な英語で書かれていて、読んでいて勉強になります。ただ、単語はbog, prey, pouch, gooey, larva, breechess, whizz, gulp, bladderwort等、Graded Readerではあまり出てこない難易度の高いものも登場します。
気になれば、チェックしてみてくださいね!
最後に
SIR(Step into Reading)シリーズとしては、以下のまとめ記事から、他のタイトルにもたくさんアクセスすることができますので、是非、ご利用ください!
このブログでは、これまで多くの絵本、多読用図書を紹介しています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!