こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、シャーロックホームズのお話2編が楽しめるGraded Readerをご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Sir Arthur Conan Doyleの作品を、Madeleine Burgessさんが簡略化(リトールド)したGraded Reader(段階別図書)、『Sherlock Holmes and the Missing Jewels』です。
YL 3.2~3.4程度 語数は11,150語
シリーズ:Oxford Bookworms LibraryのStage 3(OBW3)【1,000語レベル】です。
本の内容のご紹介
本書には、"The Emerald Crown"と"The Blue Diamond"の2編のお話が収録されています。
"The Emerald Crown"
ロンドンで2番目に大きな銀行を持つ資産家Alexander Holderが血相を変えてHolmesの事務所に駆け込んできた。
話は数日前に遡る。あるVIPが5万ポンドを借りたいとHolderの元を訪ねてきた。
そのVIPは大金を借りる代わりに、10万ポンドは下らないエメラルドがたくさん埋め込まれた冠(Emerald Crown)を置いて行った。
Holderはその冠を銀行においておけないため、家に持ち帰ることにした。
家には、息子のArthur、姪のMary、そして3人のメイドが同居していた。
Holderは、持ち帰った冠の話をArthurとMaryにした。
その後、たびたびHolderに金を借りに来るArthurが再び金を借りに来たが断り、寝る前に冠を確認したあと、床に就いた。
しかし夜中2時。物音で目が覚めたHolderが冠を保管している部屋に向かうと、Arthurが冠を持っていたのだった…。そして、その冠から3つのエメラルドが消えていたのだった…。
Arthurはエメラルドの行方は知らないというが、信じられないHolderは警察を呼び、Arthurは逮捕され、連行されてしまう。しかし、警察が探してもエメラルドは見つからなかった。
Arthurは犯人でないと直感したHolmesは、この事件の真相の解明に乗り出すが…。
果たして、犯人は誰なのだろうか…?そしてエメラルドは戻ってくるのだろうか…?
"The Blue Diamond"
クリスマスの2日後のこと。
Dr WatsonがSherlock Holmesの家を訪ねると、Holmesは拡大鏡を持って帽子を詳しく調べていた。それは、ホテルのドアマンのPetersonが、クリスマスの日に、彼の前を歩いていた男が食事用に買っていたガチョウと一緒に落としたものだったという。
そのガチョウの足には"For Mr and Mrs Henry Baker"というタグがついていた。
そして、帽子には"H.B."の文字が書かれていたため、Henry Bakerを探すためにHolmesは動き出すことになる。そして、ガチョウは腐ってしまう前にPetersonに渡し、家で食べるように伝える。
ところが、Petersonがそのガチョウを家で食べようとしたら、中から青いダイヤモンドが出てきたのだった…。
Petersonは、そのダイヤモンドをHolmesのもとに急いで持ってきたが、それは一週間前にホテルの一室から盗まれた非常に高価なダイヤであることを突き止めたHolmesは、早速この謎の捜査に乗り出すことになる。
まず、新聞にガチョウと帽子を落とした人を探している広告を出して、Henry Bakerと会うことにするが…。
果たして、ダイヤを盗んだのはHenry Bakerなのでしょうか…?
それとも…?
次々に事件の真相を突き止めていく、Holmesの鋭い推理を楽しんで読んでみてください。
なお、本書は、日本では『青い紅玉』のタイトル
で和訳が出版されています。英語は読みやすく書かれていますので、
多読用にもいい本です。
この続きが気になれば、ぜひ、ご自身でチェックしてみてくださいね!
OBWシリーズからのオリジナルのCrime & Mysteryのジャンルの作品です。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!