こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、宇宙飛行士Scott Kellyによる自伝の英語読本をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Scott Kellyさん自らとEmily Eastonさんが文を、André Ceolinさんがイラストを手がけた、ネイティブの子ども向けLeveled Reader、『My Journey to the Stars』です。
YL 1.2~1.6程度 語数は1,224語 Lexile: 620L
シリーズ:Step into ReadingのStep 3 (SIR3)です。
本の内容のご紹介
双子の兄弟のMarkとともに、アメリカ航空宇宙局の宇宙飛行士であるScott Kellyさんによる、平易な英語で書かれた自伝です。
ロシアの宇宙飛行士と共に、2015年3月から1年間のISS長期滞在を行ったことを中心に、生い立ちや子ども時代の記述も含まれています。
Markとともに1964年2月21日にニュージャージーで誕生した。
5歳の時、手紙を出しに行った帰り、Markが道を横断している時に交通事故に遭ってしまったことや、Markと危ない遊びもして怪我もよくしたこと、週末には祖父母の家に行ったこと、父親と母親はしばしば喧嘩をしていてその様子が怖かったこと等の子ども時代の思い出が、その後の宇宙飛行士の仕事へとつながったこととともに書かれている。
そして、母親はニュージャージー初の女性警察官に合格するという夢を果たしたが、子どもの頃は夢もなく、落ち着かなくて先生の話すことも聞けない子どもだったことが書かれている。
そして高校時代に出会った『The Right Stuff』という本をきっかけに、飛行機のパイロットになりたいという夢を持つようになり、学校でも頑張れるようになり、一歩ずつ夢に向かって努力を重ねていった。
そして1996年。NASAの宇宙飛行士となり、その後、さまざまな国際的なミッションに挑むようになったことが書かれている。
超エリートというイメージの宇宙飛行士ですが、Scott Kellyの子ども時代はどちらかといえば落ち着かず、決して「優秀な子ども」というわけではなかったようです。
しかし、夢を見つけてからの集中力や、リスクをとる勇気はきっとずば抜けていたのだろうと感じさせてくれます。
宇宙好きの方にお薦めの英語多読図書です。
気になれば、チェックしてみてくださいね!
最後に
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それでは、Happy Reading!!