こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、日本でも広く読まれている、『3匹のこぶた』のお話を、オオカミの視点から描いたパロディー絵本をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Jessica Gundersonさんが文を、Cristian Luis Bernardiniさんがイラストを描いた絵本、『No Lie, Pigs (and Their Houses) Can Fly!: The Story of the Three Little Pigs as Told by the Wolf』です。
YL 1.0~1.4程度 語数は717語 Lexile: AD570Lの絵本です。
絵本の内容のご紹介
民間伝承によるおとぎ話の一つ『3匹のこぶた』のお話を、オオカミの視点からえがいたパロディー絵本です。
『3匹のこぶた』のお話の中で悪者として描かれているオオカミの一人称でお話は進みます。
このオオカミ、USB (Uncontrallable Breathing Syndrome)という症状を医師から診断されていました。つまり、「吐息非制御症候群」とでもいった症状です。
どうしても、とっても強い息が出てしまうのです。
だから自分が息を吐くと、その強い息のせいで周囲に大きなトラブルが起こってしまうのです。オオカミの友達からもいじめられ、群れにいられなくなったので、ひとりで生活することを決めたのです。
そんな時に見かけたのが、わらの家の中でスープを作っていたこぶた。
ぶたは優しくて誠実だと聞いていたオオカミは、そのこぶたとお友だちになろうと声を出します。すると…。ものすごい強い風が吹いて、わらの家は粉砕され、驚いたそのこぶたはスープの中に落ちてしまったのです…。
次にであったのは、フライパンで料理をしていた木の家に住むこぶた。
今度こそと思い声を出すと、またも強烈な風が吹き、木の家は壊れ、驚いたこぶたは熱いフライパンの中に落ちてしまったのです…。
最後に出会ったのはレンガの家に住むこぶた。
またも声をかけますが、今度はレンガの家は壊れませんでした。
そんなオオカミの姿に気づいたこぶたは、オオカミを家の中に入れようとはしてくれません。そこでオオカミは…。
悪気はないのだけれど、USBを持つオオカミによって様々なトラブルが起こってしまう様子が描かれた、愉快なパロディー絵本です。
気になれば、ぜひチェックしてみてくださいね!
最後に
この本でご紹介したパロディー絵本が気になれば、以下のまとめ記事からチェックしてみてくださいね!
(まとめ記事)
また、あこのブログでは、他にも幼児や小学生向けの楽しい絵本を紹介しています。もしご関心がありましたら、ぜひどうぞ。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬