こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、 Dr Seussの生涯を知ることができる平易な伝記をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Kate Klimoさんが文を、Steve JohnsonさんとLou Fancherさんがイラストを手がけた、ネイティブの子ども向けLeveled Reader、『Dr. Seuss: The Great Doodler』です。
YL 1.2~1.6程度 語数は1,536語 Lexile: 660L
シリーズ:Step into ReadingのStep 3 (SIR3)です。
本の内容のご紹介
世界中の子どもたちに読み継がれる本をたくさん残した偉大な児童文学作家Theodor Seuss Geisel、一般にはDr Seussとして知られている方の生涯を、貴重な作品とともに1,500語程度の英語でまとめた読本です。
1904年にマサチューセッツ州のSpringfieldで、酒屋を営む家に生を受けた。
言葉遊びが好きな母と、ヘンテコなものばかり作る父のいる環境に育ち、大好きな動物園で見た絵を描いたりしていた。
ボーイスカウト時代のメダル授与時の手違いにより、人前に立つことや目立つことが苦手となったが、それは晩年まで続くこととなる。
高校卒業後はDartmouth Collegeに行き、風変わりなキャラクターはこの頃から注目を集め始めることになる。その後、オックスフォード大学に入学し、そこで後の妻となり、Dr Seussの活躍を陰で支えることになるHelenと出会う。
結婚後、イラストレーターとしての仕事が徐々につくようになり、収入を得られるようになる。そして、仕事を完璧に仕上げる誠実さを持ち合わせて、あの大ヒット絵本『The Cat in the Hat』の誕生へと結びついていく…。
本書では、こういったDr Seussのキャリア、そこに結び付いた彼の性格や行動、陰で支えた妻、第二次大戦中のナチスや日本に対しての敵意、妻の死去、再婚等がコンパクトにまとめられています。
また、Berenstain Bearsシリーズの最初の本もDr Seussが出版したことも記述され、両者の意外な接点を知ることができます。
『Who Was Dr Seuss?』(7,744語 YL 3.3)よりも気軽に読むことができる本です。
気になれば、チェックしてみてくださいね!
最後に
Dr Seussの電気としては、以下のタイトルもご紹介したことがあります。
上記の本が物足りない方は、こちらをどうぞ!
Who Was Dr. Seuss? (YL 2.8~3.8; 7,744語; 700L)
SIR(Step into Reading)シリーズとしては、以下のまとめ記事から、他のタイトルにもたくさんアクセスすることができますので、是非、ご利用ください!
このブログでは、これまで多くの絵本、多読用図書を紹介しています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!