こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、Anne Frankの隠れ家での絶望とかすかな希望を抱えた生活を扱ったじっくりと読みたい本をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Jane Kohuthさんが文を、Elizabeth Saylesさんがイラストを手掛けた、ネイティブの子ども向けLeveled Reader、『Anne Frank's Chestnut Tree』です。
YL 1.2~1.6程度 語数は1,086語 Lexile: 540L
シリーズ:Step into ReadingのStep 3 (SIR3)です。
本の内容のご紹介
『アンネの日記』であまりに有名な、ユダヤ系ドイツ人Anne Frankがアムステルダムの隠れ家で暮らしていた時の状況を、Anneの家族の状況やAnneの気持ちとともに書いた英語読本です。
Anneが隠れ家の屋根裏の窓から見えた栗の木を眺める場面から本は始まっています。
友人も多く、活発で、毎日を生き生きと過ごしてたAnneの生活が変わったのは、第二次世界大戦の勃発。ヒトラー率いるナチスがドイツを統治し、ユダヤ人を迫害するようになった時です。
Anneの家族も服にダビデの星を縫い付けなければならなくなります。
1942年に姉のMargotに対して強制収容所に召集される手紙が届いたのをきっかけに、一家で故国ドイツを離れ、アムステルダムへ亡命します。
隠れ家には4つの小さな部屋がありましたが、彼女の部屋の窓からは一本の栗の木が見えたのでした。
しかし、その窓は常に覆われていなくてはならず、得られる情報はラジオが頼りです。
Anneの一家も、後にその隠れ家にやってきた4人のユダヤ人も戦争が早く終わるのを祈るばかりです。
そしてこの隠れ家の中でした。
Anneが、後に『アンネの日記』となるものを書き始めたのは…。
戦争を繰り返し、そこから反省しているはずなのに、現在の世界情勢もまた不安定になっている印象があります。こんな時だからこそ、この本は本当にじっくりと読みたいですね
気になれば、チェックしてみてくださいね!
最後に
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それでは、Happy Reading!!