こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、日本でも長年読み継がれる『赤毛のアン』のお話を簡略化した英語で楽しみたい方にお薦めのGraded Readerをご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介する本は、L. M. Montgomeryによる名作を、700語レベルの英語(=中学校1~2年程度で学ぶ語彙レベル)で、5,000語弱の分量に簡略化したGraded Reader、『Anne of Green Gables』です。
YL 2.4~2.6程度 語数は4,913語
シリーズ:Penguin Readers Level 2 (PR2)【700語レベル】の本です。
本の内容のご紹介
今回ご紹介するのは、Penguin ReadersシリーズのLevel 2(700語レベル)のGraded Readerの1冊です。
カナダの作家L. M. Montgomeryの代表作『赤毛のアン』を700語レベルの英語でリトールドしたものです。
孤児だったAnne Shirley11歳はGreen Gablesに住む兄妹であるMatthewとMarillaの家に 引き取られることになりました。
MatthewとMarillaは、農家の手伝いが欲しかったため男の子を希望していていたのですが、駅に迎えに行くとそこには赤毛の女の子Anneがいました。
手違いだったものの、おしゃべり好きで愛嬌があって元気なAnneの魅力に次第にMatthewもMarillaも惹かれてゆきます。
そんな優しい家に恵まれAnneも、時に赤毛のことを嘲笑されたりしても、持ち前の
強さと明るさで学校や近所の人たちと次第に打ち解けてゆきます。
しかし、髪の毛のことなどで嘲笑されると、怒りもストレートに出します。
それは、クラスの男子Gilbertが嘲笑した際に向けられ、いくらGilbertが謝ろうとも受け入れません…。
その関係は大学生まで続きますが…。
読んでいる方も、Anneの明るさや活発さ、喜怒哀楽を前面に出しながらも心優しく、
時におっちょこちょいな姿に惹かれながら微笑ましく読んでしまいます。
原書よりもだいぶ簡略化されていますが、心温まり、爽やかな読了感を得られます。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
この本には、『赤毛のアン』の邦題で和訳版が刊行されています。
なお、原著は、以下からアクセスできます。
今回ご紹介した本は、Penguin Readers(PR)シリーズの中の1冊です。
このブログでは、Penguin Readersシリーズの他の図書も紹介しており、下の記事から辿ることができます。ご関心があれば、合わせてどうぞ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬