こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、第二次大戦前のスペインを舞台にした長編のオリジナルGraded Readerをご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Jane Rollasonさんが手がけたGraded Reader(段階別図書)、『Freddie's War』です。
YL 6.0~6.5程度 語数は27,243語
シリーズ:Cambridge Experience ReadersのLevel 6 (CEXR6)【3,800語レベル】です。
本の内容のご紹介
1936年のイングランドのヨークシャー。
鉱山で働いていた17歳のFreddieは、エレベーターに閉じ込められた時にパニックを起こしたことで、同い年のRalphをはじめ、周りの鉱夫たちからしばしば嘲笑されていた。
ある日、作業中に落盤事故が起こってしまい、Freddieは、Ralphと上司と閉じ込められてしまった。その事故で重傷を負った上司の姿を見て、Ralphは見捨てて逃げようとしたものの、Freddieは静止し上司を救出し、3人で無事に生還を果たした。
しかし、Ralphは記者たちにFreddieが上司を見捨てて逃げようとし、自分が救出したと言い放った。昏睡状態の上司から真偽を聞くことができず、Freddieはこの町から出ることを決意する。向かった先は、内戦が始まったスペインだった。
この本にはもう一つの家族が登場する。スペインに暮らす19歳のAlonsoと17歳のLauraのきょうだいである。ナチスが支援するファシズムを標榜するNationalistの勢いが強さを増してきたため、戦火を逃れるため怪我を負った父親をなくなく残し、家を出ることにした。
2人は、しばらく叔父の家に身を寄せるが、内戦が激化する中で長居はできず、この家を出る。また、この家に一度やってきたのが、Nationalistに追われ傷を負ったアメリカ出身の青年Rayである。
Rayは傷の手当てを受けた後、家を出たところで、偶然Freddieと出会った。目的を共にした2人は、Nationalistと戦うために戦地へと向かうこととなる。
そうしてしばらく共に移動を続けたが、Freddieの姿を知るにつれ、RayはFreddieに兵士には向かない、ジャーナリストになった方が良いと諭す。
Freddieは戦争に向かうことを諦め、スペインでジャーナリストとしての仕事を得た。そしてある日、上司から郵便局に行く用を受けたFreddieは、そこで偶然Lauraと出会う。
Lauraの兄のAlonsoも、戦争に向かい、Lauraは一人でいたのだった…。
第二次大戦前、他国勢力を巻き込んだ内戦が激化するスペインで、Freddieと、Lauraたちきょうだい、そしてRayが偶然結び付き、ストーリーが展開してゆく。
加えて、Lauraに対してFreddieが密かに抱くことになる恋心もえがかれ、最後にはFreddieの鉱夫としての経験が生かされる思いがけない展開も待っている。
また、戦争による暗い雰囲気のお話の中で、最後の爽やかな展開が読了感を高めてくれる。
このシリーズ最高レベルの読み応えのある長編Graded Readerです。
この本の音声は、ウエブ上(以下のURL)から無料でダウンロードできます。多聴用としても好適な本です。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
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