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お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、数々の失踪事件が起こった謎の「バミューダ・トライアングル」について平易に学べる英語読本をご紹介したいと思います。
本について
今回ご紹介する本は、 Megan Stineさんが文を、Tim Foleyさんがイラストを手掛けた英語読本、『Where Is the Bermuda Triangle?』です。
元々は、アメリカの子ども向けに書かれた本ですが、日本でも多読用として人気のあるシリーズです。
YL 2.8~3.8程度 語数は7,972語 Lexile: 850L
シリーズ:Where Is...の本です。
本の内容のご紹介
北大西洋に位置し、フロリダ州のマイアミ、バミューダ諸島、プエルトリコのサンフアンを結ぶ三角形の領域、バミューダ・トライアングル。
このエリアは長年にわたり、船や航空機の神秘的な失踪事件が頻発するとされてきました。
本書は、このエリアで起こった数々の失踪事件を紹介するとともに、その事件の原因とされている説や、現在有力視されている知見などを紹介したノンフィクションの英語読本です。
本書では、1945年に発生した「フライト19」の失踪についてまず触れられています。
5機の米軍の爆撃機が訓練飛行中に消息を絶ち、残骸らしき物も見つからなかった事件です。
その後、このエリア付近のサルガッソ海に最初に船で来たとされるクリストファー・コロンブスが、多くの海藻に覆われた不思議な光景を目にしたことや、コンパスがきかなくなった事件が紹介されています。
さらに、
- 1880年に290人の乗客を乗せて、イングランドからバミューダに向かったアタランタ号の失踪事件、
- エレン・オースティン号が航海途中に発見した遺棄船の途中での失踪事件、
- カナダ出身の著名な航海士ジョシュア・スローカムがバミューダ・トライアングル付近で消息を絶った事件、
等が紹介されています。
これらの要因として、アトランティスのある海底に吸い込まれた説や、海中の水銀ががラジオ波を送っている説等、俗説があることが続いて紹介されています。
しかしながら、多くの研究者や機関は、バミューダトライアングルの神秘性を否定していることを紹介し、その立場を取っています。
数々の失踪事件から、さまざまな憶測を呼んでいるバミューダトライアングル。
その事件や、原因などについて知りたい方に好適な一冊です。
気になれば、是非チェックしてみてくださいね!
最後に
Who Was...シリーズ、Where Is...シリーズ、What Was...シリーズとして、以下のまとめサイトや紹介した本があります。ご関心があれば、合わせてどうぞ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬