こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、氷河期とはどんな時期だったのかについて理解を深めることができる英語児童書をご紹介したいと思います。
本について
今回ご紹介する本は、Nico Medinaさんが文を、David Groffさんがイラストを手掛けた英語読本『What Was the Ice Age?』です。
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YL 2.8~3.8程度 語数は7,490語 Lexile: 840L
シリーズ:What Was...の本です。
本の内容のご紹介
今回ご紹介するのは、主にアメリカの子どもたちを対象にした児童書の中で、歴史的な出来事などを紹介するWhat Was...?シリーズからの一冊です。
フランス南西部で発見されたラスコーの壁画発見の描写から本書が始まるのは、
その壁画が描かれたのは今から17,000年前の氷河期時代のことだからです。
そう、本書のトピックは氷河期で、主な内容として、
- 氷河期とはどんな時期だったのか、
- どんな動物が生きていたのか、
- なぜ氷河期は起こったのか、
- 人間はどのように進化してきたか
などについて書かれています。
具体的には、
- Louis Agassizが、かつてヨーロッパは氷に覆われていたということを科学者仲間に話し、物議を醸したこと、
- 次第にその主張の証拠が集まり、氷河期の存在が認知されるようになったこと、
- 5,000万年前は南極付近にも森林があるくらいの温度であったのが、3,500万年前
くらいから南極に氷河ができ始め、北半球が氷河で覆われたのが250万年前だった
こと、 - 氷河期は12,000年前くらいに終わったと考えられていること、
- 氷河期にはマンモスやメガテリウムなどの巨大動物が闊歩していたこと、
- 氷河期の終わりころに誕生したホモサピエンスがネアンデルタール人に取って代わったこと、
- 氷河期時代の氷河は、アメリカの五大湖や北欧のフィヨルドの形成に影響を与えたこと、
- 氷河期の時代は日本やイギリスやベーリング海峡は陸続きであったこと
などが紹介されていて、多くの知識を得ることができます。
所々に挿絵や写真も挿し込まれ、読みやすいように工夫されています。
以前ご紹介した『What Is Climate Change?』の内容と関連する箇所もあるため、二冊読むことで、特に温暖化の仕組みに対する理解を深めることができると思います。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
Who Was...シリーズ、Where Is...シリーズ、What Was...シリーズとして、以下のまとめサイトや紹介した本があります。ご関心があれば、合わせてどうぞ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬