こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、子どもの目線で描かれたレトロな絵本をご紹介させていただきます。1965年のコールデコット賞を受賞した名作です。
本について
今回ご紹介する絵本は、Beatrice Schenk de Regniersさんが文を、Beni Montresorさんがイラストを手掛けた絵本、『May I Bring a Friend?』です。
1965年のコールデコット賞を受賞した名作です。
YL 0.8~1.0程度 語数は550語 Lexile: NPの本です。
本の内容のご紹介
ぼくのところに、王様と女王様から招待状が届きました。
日曜日にお茶をしに来ないかというお誘いでした。
ぼくは、友達を連れて行っていいか尋ねて、許可をもらってから、
友達と一緒にお城に行きます。
その友達とは…。
何とキリンでした。
一緒にお茶をして帰ると、次は月曜日の夕食の招待状が届きました。
ぼくは、友達を連れて行っていいか尋ねて、許可をもらってから、
再びお城に行きます。
その友達とは…。
何とカバでした…。
このようなかたちで、王様たちから一週間ごと招待状が届き、
許可をもらってから、友達を連れてお城に向かって食事やお茶をする
という、ほのぼのしたお話です。
奇想天外なお友達を連れていく少年と、温かく迎え入れる王様たちの
交流がとっても温かい気持ちにさせてくれます。
大人が読むと、「はて、この少年は一体何者??」と思ってしまいますが、
そんなことを考えるのは野暮かもしれませんね。
子どもはそんなこと気にせず、絵本の世界を楽しむのかもしれませんね。
暖色系の色遣いで描かれた絵も印象的で、レトロな雰囲気たっぷりです。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
この本には、『ともだちつれてよろしいですか』のタイトルで和訳版も刊行されています。
この絵本は、コールデコット賞を受賞した絵本ですが、その他にも、コールデコット賞作品の紹介をしたまとめ記事が以下ですので、よろしければ合わせて覗いていただけると嬉しいです。
他にも、この作品とほぼ同時期に受賞を受けたコールデコット賞作品について紹介した、以下の記事があります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬