こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、「カッコいい」かどうかは見た目では決まらない―そんなメッセージが込められた絵本をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Jory Johnさんが文を、Pete Oswaldさんがイラストを手掛けた絵本、『The Cool Bean』です。シリーズ化されているフードグループの1冊です。
YL 1.4~1.6程度 語数は698語 Lexile: AD530Lの本です。
本の内容のご紹介
この本の主人公は、表紙に描かれているお豆さん。
学校に通う子どものお豆さんです。
この主人公のお豆さんの一人称で書かれた絵本です。
ボクの学校には、とってもイケてる(cool)3人のお豆さんがいるんだ。
3人ともサングラスをかけて、今風の格好をしていて、とってもカッコいい。
でも実は、ボク、昔はこのイケてる3人組と同じサヤに入っていた仲間だったんだ。昔は4人で一緒にいたんだけど、いつの頃からか、一緒にいる時間は減っちゃったんだ。
それで、今はイケてる3人組を外から見ているだけ…。
ボクだって、サングラス掛けたり、髪形をキメたりもしたんだよ。
でも、3人組みたく何か上手くいかない。
ボクは、きっとカッコいい豆なんかになれないんだ。
そう、この世には、カッコいい豆と、そうでない豆の2種類がいるんだよ!
でも、ある日、転機が訪れたんだ。
ボクが食堂でご飯を落としてしまった時、3人組の1人が何も言わずに拾ってくれたんだ。そして、ボクを見て、頷いてくれた。
あと、ボクがサッカーしていてコケちゃった時、3人組のまた別の1人が何も言わずに手当してくれたんだよ…。
すごく、カッコよかったんだ!
こんな感じで、主人公のお豆さんの言葉で「カッコいい」って見た目の問題じゃないということを伝えてくれる絵本です。
絵本の雰囲気は終始明るく、子どもに読み聞かせるにもピッタリです。
もし気になれば、チェックしてみてくださいね!
最後に
Jory Johnさんによる作品としては、以前以下の絵本もご紹介したことがあります。ご関心があれば、合わせてどうぞ!
このブログでは、これまでたくさんの多読図書や絵本をご紹介してきました。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!