こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、空から落ちてくる岩をテーマにした、愉快で、クリエイティブで、Jon Klassenさんにしか描けない絵本をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介する絵本は、数々の名作を生みだし私たちを楽しませ続けてくれるJon Klassenさんが文とイラストを手掛けた絵本、『The Rock from the Sky』です。
YL 0.6~1.0程度 語数は551語の本です。
本の内容のご紹介
この本は、5パート構成になっていてますが、5つのお話は互いにつながっていて、どのお話でも「空から落ちてくる岩(the rock from the sky)」が重要な役割を果たしています。
最初に登場するのはカメ(Jon Klassenの作品なので、しっかり帽子もかぶっています!)。立つのに最適な場所を見つけて立っています。
そこにやってきたのがアルマジロ。でも、アルマジロは「カメが立っているこの場所は何か嫌な感じ」というのを感じ取ります。
そこで、アルマジロはカメの立っていたところから離れたところに移動して立ちます。
お互い離れたところに立って会話をしようとしますが、声が聞こえず、カメがアルマジロが立っているところに移動します。
すると…。
カメが今まで立っていたところに大きな岩がドン!!!
落ちてきました…。
これで1つのお話が終わり。
この後に、あと4つのお話が続きますので、是非、ご自身で楽しんでみてください!
この絵本に出てくるのは、大きな岩、カメ、アルマジロ、ヘビ、そして目の形をした奇妙な物体のみ。
これだけの登場(人)物を使って、描かれる世界観はクリエイティブそのもの。
なぜこのようなお話が思いつくのでしょうか。と考えさせられるあたり、Jon Klassenの力量に敬服せざるを得ません。
穴掘りのお話を取っても面白く描き出し、コールデコットオナー賞を受賞した『Sam and Dave Dig a Hole』の時と同様、何か、度肝を抜かれるような絵本でした。
もし気になれば、チェックしてみてくださいね!!
最後に
この本には、『そらから おちてきてん』の邦題で和訳版も刊行されていますので、合わせてご紹介させていただきます。
Jon Klassenさんの作品としては、以下の本をご紹介したことがあります。ご関心があれば、合わせてどうぞ!
(まとめ記事)
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬