こんにちは♪
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、90年前に出版され、今でも読み継がれるフランス発の古典的絵本をご紹介させていただきます。象のBabarを主人公にした絵本です。
本の情報
今回ご紹介するのは、Jean de Brunhoffさんが文とイラストを手掛けた絵本、『The story of Babar: the little elephant』です。
元々は、フランス語でHistoire de Babarの邦題で1931年に刊行され、1933年に英語版が刊行され、90年後の現在まで読み継がれているクラシックな絵本です。
YL 1.8~2.2程度 語数 1,192語 Lexile: AD610Lの絵本です。
本の内容のご紹介
象のBabarを主人公にした絵本で、その後にシリーズ化された最初の本です。
深い森の中で、Babarという象が生まれました。
お母さんから愛情いっぱいに育てられ、お友だちとも仲良く過ごしていたBarbar。
そんなBabarにある日、とても悲しい出来事が起こってしまいます。
密猟者がお母さんと一緒にいるところを襲撃し、お母さんは絶命してしまったのです…。
涙を流しながらも全力で密猟者から逃げ出したBabarは、町中までたどり着きました。
そこで裕福な女性と出会い、Babarはデパートで洋服一式をそろえ、女性の家で食事もお風呂も運動も睡眠も何不自由なく過ごします。
そんな生活が2年続きました。
Babarは次第に故郷が恋しく思うようになってきました。
そんな時、遠くから走ってやってきたのは…?
今の感覚からすると、
「え!? お母さんがBabarの目の前で死んでしまうの?」とか、
「そんな経験をして、よく人間に心を許したなぁ...(しみじみ)」とか、
ちょっと荒唐無稽というか、驚いてしまう展開も含まれていますが、そんなことも含めて時代の差を感じてしまうクラシックな絵本です。
もし気になればチェックしてみてくださいね!
最後に
このブログでは、これまでもクラシックな絵本をご紹介しています。よろしければ、合わせてご覧ください。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬