こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
世界一の富豪。純資産35兆円超。SpaceXのCEO。Teslaの共同創業者。Twitter社の買収。
まさに、今、世界で最も注目を浴びている実業家と言っていいElon Musk。
今回は、Elon Muskさんの半生を1,000語レベルの英語で簡略化したGraded Readerをご紹介したいと思います。
本について
今回ご紹介する本は、Ashlee Vanceさんが書いた原作を、Ceri Jonesさんが1,000語レベルの英語で簡略化したGraded Reader(英語学習者用の読み物)、『Elon Musk』です。
YL 3.0~3.2程度 語数は8,917語 Lexile: 840L
シリーズ:Penguin Readers Level 3 (PR3)【1,000語レベル】の本です。
本の内容のご紹介
今回ご紹介するのは、Penguin ReadersシリーズのLevel 3(1,000語レベル)のGraded Readerの1冊です。
今、世界で最も注目を浴びている実業家のおひとり、Elon Musk。
南アフリカ出身の父と、カナダ出身の母との間に長男として誕生し、物静かだったという幼少時代。
そんなElon Muskが現在の姿の片鱗を見せたのは、9歳の時、父親から与えられたコンピュータを使ってコードを覚えたことかもしれない。
次第に、知的好奇心と、飽くなき挑戦心と行動力を発揮するようになり、大学在学中には弟と、Google Mapの先駆けともいえる、Zip2という会社を始めた。
後にこの会社は、Compaqが3億ドル以上の値で買収することとなり、この時点で巨万の富を得たElon。
しかしElonの好奇心とアイデアと行動力はとどまることを知らず、次にはオンラインバンキングを手掛けるX.comを開始する。
さらに、次には宇宙産業への興味に駆り立てられ、SpaceXを立ち上げ、電気自動車のTeslaも立ち上げる…。
読んでいて印象に残るのは、Elon Muskの飽くなき好奇心と、アイデアと、行動力。
そして、実現するまで諦めない心と、週に90時間を超すという労働力。
また、日本では「ブラック」として、今や規制がかけられてしまう労働を、Elon自身だけでなく、社員もこなしているということ。
これだけのアイデアと行動力があり、かつ、仕事に注力しているのだから、日本の企業はとても足元にも及ばないな、という印象を受けてしまう一冊でした。
日本は、良くも悪くも規制が強く、「やりたいことをどんどん実現できる環境」が弱いだけでなく、「労働時間を一律に縛るのではなく、働きたい人は存分に働ける環境」も規制されて、自分から成長の芽を摘んでしまっているような印象も受けてしまいました。
時代の寵児、Elon Muskさんの半生を平易な英語で読みたい方にピッタリです。
最後に
今回ご紹介した本は、Penguin Readers(PR)シリーズの中の1冊です。
Penguin Readersの図書で、他の本も紹介した記事もありますので、ご関心があれば、合わせてどうぞ!
このブログでは、Graded Readersのシリーズ紹介もこれまでいくつかしています。もしご関心があれば、合わせてどうぞ。
また、Penguin Readersの本としては、以前、以下の本もご紹介したことがあります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬