タドキストによる英語多読ブログ

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戦争で身内を亡くした思いをシリアスに描く、『The Wall』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、戦争で身内を亡くした思いを描く、シリアスな絵本をご紹介させていただきます。

 

 

本について

今回ご紹介させていただくのは、Eve Buntingさんが文を、Ronald Himlerさんがイラストを手掛けた絵本、『The Wall』です。

 

YL 1.2~1.6程度 語数は701語   Lexile: AD520Lの絵本です。

 

絵本の内容のご紹介

タイトルにも表されているように、この絵本の舞台は、ある壁です。

表紙に描かれている父子の、特にお父さんの表情と色合いからわかるように、決して明るい類の絵本ではありません

 

というのも、この話の舞台の壁というのは、ベトナム戦争で戦死した人の名前を書いている壁だからです。

 

そして、この父親は、戦死した自らの父親を慰霊し、子どもにも伝えるために、息子を連れてきたのでした。

 

父子がこの壁の前に立っていると、退役軍人や、涙を流し合う夫妻などがやってきます。この壁に何らかの思いがある人たちが、その思いをこの壁の前で表すのです。

ただ、その間も、父親は、じっと壁を見つめます…

 

学校の遠足で子どもたちが見学に来るとざわざわとしますが、その間も、父親はじっと壁を見つめます…

 

そして、この後…。

じっと壁を見つめる父親の姿が、とても印象的に描かれています。

気になれば、ぜひチェックしてみてくださいね!

 

戦争で人を亡くすことは、あってはならないこと。

戦争の悲惨さを知っている日本でも読まれればいい本だと思いました。

 

最後に

このブログでは、Eve Buntingさんと、Ronald Himlerさんによる他の本をご紹介した記事もあります。よろしければ、合わせてチェックしてみてくださいね!

erelc.hatenablog.com

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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、Happy Reading♬

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