タドキストによる英語多読ブログ

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Land of Fake-Believe(なんちゃっての国)での冒険を描くアメリカの児童書Princess Pink and the Land of Fake-Believeシリーズのご紹介

こんにちは♪

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回ご紹介するのは、チャプターブックに入る前にちょうどいいレベルと分量のシリーズを揃えたScholastic社のBRANCHESシリーズの一つ、「Princess Pink and the Land of Fake-Believe」シリーズです。Noah Z. Jonesさんが手がけ、アメリカの小学校1年生~2年生を想定したシリーズです。

 

 

 

本と内容について

この本の主人公は、Princess Pinkという女の子です。苗字がPinkで、名前がPrincessという名前で、8人きょうだいの一番下の女の子です。

家の冷蔵庫を開けると、そこはLand of Fake-Believe(なんちゃっての国)に通じています。そこでは、有名なお話に基づいた「なんちゃってのお話(しかも、おバカなお話)」が待っています。

 

このPrincess Pinkを主人公に、なんちゃってのお話を楽しめる4巻シリーズの本です。それぞれの内容をご紹介すると、以下のようになります。

 

#1   Moldylocks and the Three Bears

YL 1.5~2.0程度  2,136語   Lexile: 570L

このお話のもとになっているのは、"The Three Bears"(3匹のくま)です。

この日、冷蔵庫からFake-Believeの国へと来たPrincess Pink。ここで、Goldilocksならぬ、Moldylocksと出会い、お腹を空かせたPinkは、2人でBearのお家ならぬ、"Beard"のお家へ向かいます。

でも、そこで目にしたのは、毛むくじゃらの"Beards"たち。懸命に逃げ出した2人でしたが、あれ、Moldylocksの姿が見当たりません…。この後、ピンチに陥ったMoldylocksを救出するために、Princessはどうするのでしょうか…?

 

#2   Little Red Quacking Hood

YL 1.5~2.0程度  2,306語   Lexile: 510L

このお話のもとになっているのは、"Little Red Riding Hood"(赤ずきんちゃん)です。

この日、Princess PinkがFake-Believeの国に来ると、森の中でオオカミに出会いました。でも、このオオカミはすごく気の弱いパン屋の主人でした。

そして、このオオカミは、赤ずきんをかぶったアヒル(Little Red Quacking Hood)を相当恐れていました。というのも、ヒルがオオカミのパン屋に来ては、パイを盗んでいってしまうからでした…。このことを知った、Princess Pinkたちは、赤ずきんをかぶったアヒルの住むDuckvilleに乗り込み、捕まえようとしますが…。

このアヒルがパイを盗み出していた理由とは…? 

 

#3   The Three Little Pugs

YL 1.5~2.0程度  2,432語   Lexile: 530L

 このお話のもとになっているのは、"The Three Little Pigs"(3匹のこぶた)です。

 この日、Princess PinkがFake-Believeの国に入り、第2巻『Little Red Quacking Hood』で登場した、心優しいオオカミの家に遊びにいきます。

すると、オオカミは3匹の子犬にだまされたと言って泣いていたのです。何でも、配達用の車を買ったら、3匹の子犬は車を渡さずに、レモン1個を渡してきたというのです…。このことを聞いたPrincessは、Moldylocksと一緒に、まずは最初の子犬の家に行きますそれは、straw(わら)ではなく、straw(ストロー)でできた家でした…。

そこで、子犬に問い詰めますが…

この後、だまされたオオカミを助けることができすのでしょうか…?

 

#4   Jack and the Snackstalk

YL 1.5~2.0程度  1,788語   Lexile: 510L

 このお話のもとになっているのは、"Jack and the Beanstalk"(ジャックと豆の木)です。

この日、 Princess PinkがLand of Fake-Believeに着くと、そこには友人のMoldylocksとJackがいました。Jackはクリームチーズをたくさん持っていましたが、それを、魔法のゼリービーンと交換します。

ところが、そのゼリービーンは味がまずかったことから、窓から外に吐き出します。すると、気づくと、そこから大きなお菓子の木が空に向かって伸びていました

Princess Pinkたちは、この木を登っていくと…。上の世界にあったのは何だったのでしょうか…?

 

最後に

今回は、有名な民話のパロディーのお話、「Princess Pink and the Land of Fake-Believe」シリーズのご紹介でした。

本格的なチャプターブック(YL 2~3程度)に入る前にちょうどいいレベルと分量の児童書シリーズですが、もともとは、アメリカの小学校1~2年生を対象にした本なので、おバカな内容ですので、やや子どもっぽいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。子どもの気持ちに帰って楽しく読みたいという方にはお薦めです

お好みに合わせてどうぞ!

 

児童書や絵本に関して書いた記事もありますので、以下に紹介させていただきます。

erelc.hatenablog.com

 

また、児童書シリーズについてご紹介した記事もあります。

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、Happy Reading♬ 

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