タドキストによる英語多読ブログ

1000万語以上の多読経験をもとに、多読の魅力を発信するブログです!本には魅力がいっぱい。英語の本を通して、人生を深く、豊かなものに。

楽しさがたくさん詰まったコールデコット賞作品、『Officer Buckle and Gloria』のご紹介

こんにちは♪

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、楽しさがたくさん詰まった、思わず笑顔がこぼれる絵本をご紹介させていただきます。1996年にコールデコット賞を受賞した絵本です。

 

 

 

本の情報

今回ご紹介するのは、Peggy Rathmannさんが文とイラストを手掛けた絵本、『Officer Buckle and Gloria』です。1996年に受賞したコールデコット賞の証である金メダルが表紙に輝いています

 

YL 1.0~1.4程度  語数 650語   Lexile: 570Lの絵本です。

 

本の内容のご紹介

バックルさんは、いつもみんなの安全を考えてくれるおまわりさんです。

事故の原因となりそうなことは注意メモを作り、事務所に貼り付けています。

 

そんなバックルさんは、時々、近くの小学校へ安全教室の出張授業をしに行きます。

ようやく日の目を見る注意メモですが、それを読み上げると、子どもたちはつまらなそうにして、ちっとも聞いてくれません…。

 

そんなある日、バックルさんのもとに、グロリアという賢い警察犬がやってきました。

そしてグロリアを連れて安全教室に行った時のことです。

バックルさんが安全メモを読み上げると、そのメモの内容に合わせて、グロリアは賢く芸をしたのです!

 

子どもたちは、たちまち目を輝かせてバックルさんのお話を聞くようになりました。

たちまち人気者となったバックルさんとグロリアでしたが、この後…。

 

楽しさがたくさん詰まり、Peggy Rathmannさんの隅々まで楽しませるイラストとともに、絵本の真骨頂を体現したような絵本です。

気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

この本には、『バックルさんとめいけんグロリア』のタイトルで和訳版も出版されていますので、合わせてご紹介させていただきます。

 

また、この本のイラストレーターのPeggy Rathmannさんの作品として、以前、以下の本をご紹介したこともありますので、合わせてどうぞ!

erelc.hatenablog.com

 

また、この絵本は、コールデコット賞を受賞した絵本ですが、その他にも、コールデコット賞作品の紹介をしたまとめ記事が以下ですので、よろしければ合わせて覗いていただけると嬉しいです。

他のコールデコット賞作品の何作品かも合わせてリンクを貼っておきます。

erelc.hatenablog.com

 

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、Happy Reading♬

気候変動に対する14の行動事例を紹介したGraded Reader、『Climate Rebels』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、気候変動に対する14の行動事例を紹介した、教科書の副読本としても好適なGraded Readerをご紹介させていただきます。

 

 

 

本について

今回ご紹介する本は、Ben Lerwillさんが700語レベルの英語(=中学校1~2年程度で学ぶ語彙レベル)の易しい英語で、気候変動に対するアクションをテーマに、14の章でまとめたGraded Reader、『Climate Rebelsです。

 

YL 2.4~2.6程度  語数は4,084語   Lexile: 640L

シリーズ:Penguin Readers Level 2 (PR2)【700語レベル】の本です。

 

本の内容のご紹介

今回ご紹介するのは、Penguin ReadersシリーズのLevel 2(700語レベル)のGraded Readerの1冊です。

 

この本のテーマは、タイトルが示す通り、気候変動に対してアクションを起こした人たち(事例)です

4,000語程度の分量の英語ですが、14の事例が紹介されています(1つの事例に対して、2~4ページの分量)

 

取り上げられているのは、Jane Goodallさんや、「Mottainai(もったいない)」のスピーチでも有名なWangari Maathaiさんによる有名な取り組みだけでなく、あまり知られていない取り組みまで幅広いです。

 

例えば、目の見えない男性と、腕のない男性が協力しながら植樹をしている中国での事例、海ガメの産卵を守るトリニダードの男性の事例、サイの密猟などを防ぐThe Black Mambasの活動事例、マラウイで風車を作ったWilliam Kamkwambaさんの事例など。

 

世界各地の事例が集められていますが、通読して感じるのは、気候変動に対して強い危機感と意志をもって行動を起こしていること。

活動を続ける中で、時に危険な目に遭ったりしている人も少なくありません。

その中でも、続ける意思と行動力には、敬意を払わずにはいられません。

 

教科書の副読本などでも有効活用できそうなGraded Readerです。

気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

今回ご紹介した本は、Penguin Readers(PR)シリーズの中の1冊です。

Penguin Readersの図書で、他の本も紹介した記事もありますので、ご関心があれば、合わせてどうぞ!

erelc.hatenablog.com

 

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、Happy Reading♬

Anthony Browneさんが描く、ジャングルで迷ってしまった象のErnestの絵本、『Ernest the Elephant』

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、イギリス人人気児童作家Anthony Browneさんによる、象を主人公にした絵本をご紹介させていただきます。

Anthony Browneさんと言えば、チンパンジーのWillyや、ゴリラ、くまさんを主人公に描くお話が多かったですが、今回の主人公は象です。

ペーパーバック版は2022年に刊行されたばかりの新しい絵本です。

 

 

 

本について

今回ご紹介させていただくのは、ケイト・グリーナウェイ賞など、多くの受賞歴があり、日本でもファンの多いAnthony Browneさんが手掛けた、『Ernest the Elephant』です。

 

YL 1.0~1.4程度 語数は646語です。

Ernest the Elephant

Ernest the Elephant

Amazon

 

 

本の内容のご紹介

表紙に描かれた、子象のErnestがこの本の主人公です。

 

Ernestは、お母さんと、他の象と一緒に群れで暮らしていました。

ある日、群れで移動していた時、Ernestはジャングルを目にします。

お母さんからは、「子どもが行く場所じゃないよ」と注意されます。

 

でも、好奇心が勝るErnestは、お母さんや他の大人の目を盗み、一人でジャングルに入ってしまいました…

中に入ると、そこにはErnestが今まで目にしたことがない色とりどりの景色が広がっていて、たちまち魅了され、さらに奥に進みます。

 

そして、群れに戻ろうと思った時には、帰り道が分からなくなってしまいました…。

ジャングルで一人ぼっちの迷子になってしまったErnestは、ゴリラやライオンなど、道すがら出会った動物たちに助けを求めますが、誰も助けてくれません…。

 

果たして、Ernestはお母さんと再会することができるのでしょうか…?

 

心温まるストーリーと、親しみのあるイラスト(ゴリラのイラストは迫力満点!)で楽しませてくれる絵本です。

さすがは、Anthony Browneさんです。

 

もし気になれば、チェックしてみてくださいね~!

 

最後に

このブログでは、Anthony Browneさんの絵本をいくつか紹介したことがありますので、以下でご紹介させていただきます。まとめ記事もあります。Anthony Browneさんが好きな方は、全部揃えたくなりますよね!

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

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また、ケイト・グリーナウェイ賞とは何?と思われる方は、それを説明した記事もあります。

erelc.hatenablog.com

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、Happy Reading!!

池や湿地での生物の営みを美しく表現したコールデコットオナー賞を受賞した詩作品、『Song of the Water Boatman & Other Pond Poems』のご紹介

こんにちは♪

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、池や湿地に住む生物の営みを、美しく静かな詩で表現した絵本をご紹介させていただきます。2006年にコールデコットオナー賞を受賞した絵本です。

 

 

 

本の情報

今回ご紹介するのは、Joyce Sidmanさんが文を、Beckie Prangeさんがイラストを手掛けた絵本、『Song of the Water Boatman and Other Pond Poems』です。

2006年のコールデコットオナー賞です。

 

YL 3.0~4.0程度  語数 2,077語   Lexile: NPの絵本です。

 

本の内容のご紹介

カエルに、タガメに、カモに、トンボに、トビケラに、マツモムシに、クマムシ…。

 

池や湿地に生息する生物の営みを、雪解けの春から、再び雪の降る冬までの季節の移ろいとともに、美しく、静かな詩で表現しています。

 

様々なスタイルで書かれた詩に加え、Joyice Sidmanさんによる、それぞれの生物に関する興味深い記述も添えられています。

また、Beckie Prangeさんによる温かい木版画が、イラストに味わい深さを加えてくれています

気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

Joyce Sidmanさんの作品としては、以下のコールデコットオナー賞作品をご紹介したことがありますので、合わせてチェックしてみてくださいね。

erelc.hatenablog.com

 

この絵本は、コールデコットオナー賞を受賞した絵本ですが、その他にも、コールデコット賞作品の紹介をしたまとめ記事が以下ですので、よろしければ合わせて覗いていただけると嬉しいです。

他のコールデコット賞作品の何作品かも合わせてリンクを貼っておきます。

erelc.hatenablog.com

 

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

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erelc.hatenablog.com

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、Happy Reading♬

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