タドキストによる英語多読ブログ

1000万語以上の多読経験をもとに、多読の魅力を発信するブログです!本には魅力がいっぱい。英語の本を通して、人生を深く、豊かなものに。

アメリカの公民権運動を主導した、キング牧師の力強い言葉が心に響くコールデコットオナー賞『Martin's Big Words』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、アメリカの公民権運動を主導した、キング牧師の力強い言葉が心に響くコールデコットオナー賞作品、 Martin's Big Words』をご紹介させていただきます。

 

 

本について

今回ご紹介するのは、アメリカの公民権運動を主導し、黒人の人権を向上させた、後世でも語り継がれるだろう歴史上の重要人物であるMartin Luther King, Jr.牧師の力強い言葉を紹介した『 Martin's Big Words』です。文はDorenn Rappaportさんが、イラストはBryan Collierさんが手掛け、2002年のコールデコットオナー賞とともに、2002年のコレッタ・スコット・キング賞のオナー賞(イラストレーター部門)に輝いた名作です。

 

YL 1.6~2.0程度、語数は552語   Lexile: AD610Lの本です。

Martin's Big Words (A Big Words Book, 1)

Martin's Big Words (A Big Words Book, 1)

Amazon

 

本の内容のご紹介

Martin Luther Kingが幼かった頃、Martinが暮らしていた南部の町では、至る所に"White Only"のサインが掲げてありました。

 

そんな雰囲気の中でも、お母さんは、"You are as good as anyone."と声をかけます。Martinは、自尊心を失わずに過ごすことができたのです。

 

教会で聴く牧師さんの言葉はMartinにとって心地よく、大人になった時には自分も"big words"を言えるようになりたいと思うようになります。これが、キング牧師のあの名演説を生む原点となりました

 

公民権運動のきっかけとなったのは、かの有名な、Rosa Parksさんのバスで白人に席を譲らないことで逮捕された事件。この事件をきっかけに、Martinの力強く、信念のある"big words"に先導された黒人たちが立ち上がります…

 

"Hate cannot drive out hate. Only love can do that."

"Love is the key to the problems of the world."

"Remember, if I am stopped, this movement will not be stopped, because God is with this movement."

 

今でも、私たちの心に響くMartinの言葉を、美しくて芸術的なイラストともに味わうことができる絵本です。

 

もし気になれば、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

今回は、アメリカの公民権運動を主導した、キング牧師の力強い言葉が心に響くコールデコットオナー賞作品アメリカ人にとっての先住民たちの暮らしに対する情感を垣間見させてくれる絵本を紹介させていただきました。

近代史における重要なこの運動を、英語の名作絵本で味わってみてもいいですね!

 

 

ちなみに、このブログでは、コールデコット賞とは何かに関する記事の他、過去の記事でいくつかコールデコットオナー賞受賞作品を紹介させていただきました。もしご関心があれば、合わせててチェックしてみてくださいね。

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、Happy Reading♬

温かい気持ちを灯してくれるような素敵な絵本『How to Heal a Broken Wing』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、温かい気持ちを灯してくれるような素敵な絵本をご紹介させていただきます。

 

 

本について

今回ご紹介させていただくのは、Bob Grahamさんが文とイラストを手掛け、2009年ケイト・グリーナウェイ賞ショートリストにも選ばれた絵本How to Heal a Broken Wing』です。

 

YL 0.2~0.4程度 語数は79語   Lexile: 520Lです。

 

本の内容のご紹介

高層ビルが立ち並ぶ街の空高く。

 

一羽のハトが高層ビルのガラスにぶつかり、そのまま地面に落ちてしまいました…


そのハトが落ちていく姿に気づく人は誰もいません…。そして、ハトが地面に横たわっているのにも目をくれる人もいません…。


ただ一人、Willという男の子を除いては。

Willは地面で横たわっているハトに気づき、近寄り、抱きかかえてあげます…。

そして、この後…。

 

まるで気持ちを持たない、街の景色と化したような人たちの姿がグレーを基調に描かれ、Willだけが温かく、鮮やかな色で描かれて、情感を引き立てています。

 

温かい気持ちを心の中にポッと灯してくれるような、素敵な絵本です。

読み聞かせにもピッタリだと思います。

 

もし気になれば、ぜひチェックしてみてくださいね!

 

最後に

ちなみに、この本には『きずついたつばさをなおすには』の邦題で和訳版も出版されていますので、合わせてご紹介させていただきます。

 

今回ご紹介した本の著者、Bob Grahamさんの絵本として、以前、Jethro Byrd, Fairy Child』をご紹介させていただいた記事もありますので、もしご関心があれば、合わせてどうぞ。

erelc.hatenablog.com

 

今回は、温かい気持ちを灯してくれるような素敵な絵本『How to Heal a Broken Wing紹介させていただきました。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、Happy Reading!!

アフリカの心の詰まったカウンティングブックでコールデコットオナー賞受賞作品の『Moja Means One: Swahili Counting Book』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

以前、このブログでは、アフリカの思いや心が詰まったABCブックをご紹介させていただきました。

erelc.hatenablog.com

今回は、その姉妹編である、カウンティングブックをご紹介させていただきます。

 

 

本について

今回ご紹介させていただくのは、『Jambo Means Hello: Swahili Alphabet Book』と同様、Muriel Feelingsさんが文を、Tom Feelingsさんがイラストを手掛けた絵本で、『Moja Means One: Swahili Counting Book』です。

こちらも、1972年にコールデコットオナー賞を受賞した作品です。

2冊とも名誉ある賞に輝くとは、素晴らしいですね。

 

YL 1.5~2.0程度 語数は132語   Lexile: AD750Lです。

 

本の内容のご紹介

副題に"Swahilli Counting Book"とあるように、この本は、アフリカ東部を中心に話されているスワヒリ語のカウンティングブックです。

 

扱われている数字は、1~10まで

1はmoja、2はmbili、3はtatuと、それぞれの数字に対して見開きの2ページが割り当てられながら進んでいくのですが、何といっても魅力は、アフリカの心や生活が聞こえてきそうな、雰囲気いっぱいのイラストです。

 

数字とともに、キリマンジャロ山、コーヒーの木、ナイル川、Mankalaという遊び、長老の話に耳を傾ける子どもたち…スワヒリ語文化圏の生活に欠かせない、重要なものが描かれています。

 

日本にいるとあまりふれる機会のないスワヒリ語。その思いが込められたカウンティングブックを、気になればチェックしてみてくださいね!

 

最後に

このブログでは、カウンティングブックとして、One Gorilla: A Counting Book』とHave You Seen My Dragon?をご紹介したことがありますので、よろしければ、合わせてチェックしてみてくださいね。

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

 

また、このブログでは、他にもコールデコット賞作品を紹介した記事があります。もしご関心がありましたら、合わせてチェックしてみてくださいね♪

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、Happy Reading♬

躍動感いっぱいの楽しいコールデコットオナー賞受賞のABCブック『Alphabatics』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、躍動感いっぱいの楽しいコールデコットオナー賞受賞のABCブックをご紹介させていただきます。

 

 

本について

今回ご紹介させていただくのは、Suse MacDonaldさんが手掛けた絵本、『Alphabatics』です。

1987年のコールデコットオナー賞を受賞した名作です。表紙に銀メダルが輝いていますね。

 

YL 0.1程度 語数は26語   Lexile: NPです。

 

本の内容のご紹介

表紙に描かれているのは、"j"の文字と、その"j"が横になって、箱に入り、その箱がびっくり箱に変化していく様子。そう、"j"という文字が、最終的には"jack-in-the-box"(びっくり箱)の絵に様変わりしていく様子が描かれています。

 

本書は、タイトルが示すように、アルファベットがとってもアクロバティックに描かれたABCブックです。

 

Aに対してはArkBに対してはBalloonCに対してはClownというように、アルファベット26文字に対して一つの単語が示されています。


本書の魅力は、何と言っても、アルファベットの文字がアクロバティックに変化していく様子。例えば"A"であれば、"A"をさかさまにして、ちょっと角を丸くすることで、Ark(箱舟)になるというように、躍動感たっぷりにアルファベットを楽しむことができます

 

アルファベットの勉強にはもちろん、文字の形を楽しむ魅力や、創造的に考える楽しさを伝えてくれる楽しい本です。

こういった本なら、楽しく英語のアルファベットにふれることができますね。

 

もし気になれば、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

このブログでは、以前、この本と同じく、コールデコットオナー賞を受賞したABCブックGone Wild: An Endangered Animal Alphabet』と、『Jambo Means Hello: Swahili Alphabet Book』や、『Alphabet City』や、On Market Streetをご紹介したことがありますので、よろしければ、合わせてチェックしてみてくださいね。

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

 

また、このブログでは、他にもコールデコット賞作品を紹介した記事があります。もしご関心がありましたら、合わせてチェックしてみてくださいね♪

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、Happy Reading♬

プライバシーポリシー お問い合わせ