タドキストによる英語多読ブログ

1000万語以上の多読経験をもとに、多読の魅力を発信するブログです!本には魅力がいっぱい。英語の本を通して、人生を深く、豊かなものに。

砂漠にまつわる諸相を広く紹介した、OBWシリーズの『Deserts』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、砂漠にまつわる諸相を広く紹介した、Oxford Bookworms Library (OBW)シリーズからのノンフィクションの作品をご紹介させていただきます。

 

 

本について

今回ご紹介させていただくのは、Janet Hardy-Gouldさんが文を手掛けたノンフィクションのGraded Reader(段階別図書)、『Deserts』です。

 

YL 2.0~2.2程度 語数は5,519語  Lexile: 870L

シリーズ:Oxford Bookworms Library [Factfiles] のStage 1(OBW1)【400語レベル】です。

 

本の内容のご紹介

本書は、タイトルどおり、砂漠にまつわる諸相を広く紹介した英語読本です。

 

本書は、10章構成になっています。

その内容としては、

砂漠はどのようにしてできるものか、

砂漠には何があるのか、

世界で見られる砂漠には、それぞれどのような特徴が見られるのか等

の全般的な事柄がまず書かれている。

 

さらに、

砂漠を移動しながら暮らす人々の家や、

そういった人々が身に着けるものについて、

砂漠に生息する動物や植物の生態や独自の進化について、

砂漠に富をもたらすものとしての石油や塩や銅について、

砂漠に存在する町について等々

も書かれています。

 

そして、最後には、

世界における代表的な4つの砂漠のそれぞれの特徴、

近年深刻化している砂漠化、

砂漠で行われるレースやマラソン

についてもまとめられ、砂漠に関する周辺知識を深めることができます。

 

砂漠というと、とかくサハラ砂漠に代表されるような、乾燥した砂丘が延々と続く酷暑地帯を思い浮かべる方も多いかもしれません。

しかし、本書を読めば、砂漠というものについて、異なる側面も含めより多角的に知ることができると思います

 

英語は400語レベルのもので書かれており、Factfilesシリーズらしく、各ページに写真が付されており、ちょっとした図鑑のようにも楽しむことができる一冊です。

 

気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

この本以外のOxford Bookworms Library(OBW)シリーズの本としては、以下なども紹介したことがあります。ご関心があれば、合わせてどうぞ!!

erelc.hatenablog.com

 

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

 

このブログでは、多くの絵本、多読用図書を紹介しています。

右のサイドバーのカテゴリーから、

  • YL
  • 語数
  • Lexile
  • シリーズ
  • 著者名
  • タイトル

から検索できます。

気になるカテゴリーがあれば、チェックしてみてくださいね!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、Happy Reading!!

多くの名作の詩を生み出したラングストン・ヒューズとその子どもの作品の魅力が楽しいイラストで伝わってくる、コールデコットオナー賞『There Was a Party for Langston』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、多くの名作の詩を生み出したラングストン・ヒューズとその子どもの作品の魅力を楽しいイラストで表現した絵本をご紹介したいと思います。

2024年にコールデコット・オナー賞と、コレッタ・スコット・キング賞のイラスト部門でオナー賞に選出された一冊です。

 

 

 

 

本について

今回ご紹介するのは、Jason Reynoldsさんが文を、Jerome PumphreyさんJarrett Pumphreyさんがイラストを手掛けた絵本、『There Was a Party for Langston』です。

2024年にコールデコット・オナー賞とコレッタ・スコット・キング賞(イラスト部門)のオナー賞にダブル選出された名作です。

 

YL 2.0~2.5程度、語数は790語の本です

 

本の内容のご紹介

この本は、20世紀に詩人、小説家として活躍したLangston Hughes(1902ー1967)と、その子どもで、同じく詩人として活躍したMaya Angelou(1928ー2014)とAmiri Baraka(1934ー2014)の作品の魅力を、ユニークで楽しいイラストで表した明るい絵本です。

Langston Hughes

Maya Angelou

Amiri Baraka

 

この絵本は、Langston Hughesの講堂の開館を祝うパーティーにて、参加したMaya AngelouとAmiri Barakaが躍って楽しむ写真を見て、「詩人である2人が躍るのか!」と驚いた著者(Jason Reynoldsさん)が、インスピレーションを受けて書かれたものです。

 

したがって、この絵本の場面設定は、パーティー

賑やかで華やかなパーティーの雰囲気に合致して、Langston、Maya、Amiriの作品の魅力がユニークなイラストを通して表現されています。

 

例えば、Langstonが書いた文字が、時にドラムのように響き、時にお母さんが子どもを包み込むように温かなものとなって読み手に伝わる。

公民権運動活動家でもあったMayaが使う"woman"は、時に"mountain"のように大きく響き、捕らわれた"cage"というのは遠くの場所のものであるかのように思わせる。

Amriが使う"black"は、過去の悲惨な歴史を思い出すようにも、明るい未来を照らし出すようにも響く。

 

偉大な詩人たちが繰り出す言葉のインパクトを、イラストが存分に表現しています。

名誉ある賞をダブル受賞したこの作品、気になれば、ぜひチェックしてみてくださいね!

 

最後に

この本の著者のJason Reynoldsさんの作品としては、以下の本もご紹介してことがあります。

erelc.hatenablog.com

 

この本が受賞したコールデコット賞(オナー賞含む)については、以下の記事から、その賞の特徴や過去の受賞作品を確認することができますので、よろしければチェックしてみてください!

erelc.hatenablog.com

以下は、近年のコールデコット・オナー賞の受賞作品の一部です。

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

 

コレッタ・スコット・キング賞については、以下の記事に説明と、過去の受賞作品の一部が書かれていますので、合わせてチェックしてみてくださいね!

erelc.hatenablog.com

 

以下は、近年、コレッタ・スコット・キング賞のオナー賞を受賞した作品の一部です。

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、Happy Reading♬

「忠臣蔵」のお話を楽しめる英語多読図書 OBWシリーズから『47 Ronin』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、忠臣蔵」のお話を楽しめる、Oxford Bookworms Library(OBW)シリーズからの英語読本をご紹介させていただきます。

 

 

本について

今回ご紹介させていただくのは、Jennifer Bassettさんが手掛けたGraded Reader(段階別図書)、『47 Ronin』です。

 

YL 2.0~2.2程度 語数は6,079語

シリーズ:Oxford Bookworms LibraryのStage 1(OBW1)【400語レベル】です。

 

本の内容のご紹介

一般に「忠臣蔵」として知られる元禄赤穂事件のお話を400語レベルの英語で書き上げた本です。

 

1701年に赤穂藩主の浅野長矩江戸城殿中において吉良義央に刀で切りかかるという事件が発生する。

それまでの恨みが重なっての事件発生であった。

 

一命を取り留めた吉良は被害者とされお咎めなしとなり、その一方で浅野は殿中抜刀の罪により即日切腹なった。

 

この結果を不服とする赤穂藩大石良雄らの浪人(赤穂浪士)らは、吉良への討ち入りを計画し、浅野の仇を取ろうと計画を立てる。

 

警備を固くしている時期は不適当との判断から、かたき討ちのその日までひっそりと身を隠しながら毎日を過ごしていく。

そして1703年に47人の赤穂浪士によって、吉良屋敷に討ち入りするが…。

 

侍、切腹、大名などの語が使われていて、日本語話者の私たちには他の本よりも親しみを持って読める本ではないでしょうか。

日本で300年以上にわたって語り継がれている忠臣蔵のお話が英語で書かれ世界中で読まれるのは嬉しいものですね。

 

気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

このブログでは、OBWシリーズの図書を他にも紹介していますで、気になれば以下のリンクから飛んでみて下さいね!

erelc.hatenablog.com

 

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

 

このブログでは、多くの絵本、多読用図書を紹介しています。

右のサイドバーのカテゴリーから、

  • YL
  • 語数
  • Lexile
  • シリーズ
  • 著者名
  • タイトル

から検索できます。

気になるカテゴリーがあれば、チェックしてみてくださいね!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、Happy Reading!!

訪れてみたい世界遺産38の概要を簡潔に、分かりやすい英語で提示した、LSシリーズ『World Heritage Site Top 38』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、訪れてみたい世界遺産38の概要を簡潔に、分かりやすい英語で提示したLS(Ladder Series)からのGraded Readerをご紹介させていただきます。

 

 

本について

今回ご紹介させていただくのは、Nina Wegnerさんによって書かれたGraded Reader(段階別図書)、『World Heritage Site Top 38』です。

 

YL 6.0~7.0程度 語数は11,250語

シリーズ:Ladder SeriesのLevel 5 (LS5)【語彙レベル制限なし】です。

 

本の内容のご紹介

世界遺産とは、「人類共通の遺産」として、地球規模で保護・保全していくために、国際条約で取り決められたものです。文化遺産、自然遺産、複合遺産の3種類があり、現時点で1,200件ほどの登録があります。

 

この本では、訪れてみたい世界遺産を38件取り上げ、それぞれの特徴や魅力などを平易な英語で紹介しています。

 

本書で取り上げられている38件の世界遺産は、「アフリカ」「アジア」「オーストラリアとオセアニア」「ヨーロッパ」「北・中央アメリカ」「南アメリカ」の6つの地域に分けて紹介されています。

 

紹介されている具体的な例としては、

などです。

 

有名どころも多く扱われていて、特に興味深く読めます。

 

英語はLevel 5なので、語彙制限なしで、日本多読学会によれば、YL 6.0~7.0となってはいますが、易しい語彙が中心に使われ、文法も平易で、読みやすく感じます。

ただ、写真が白黒で小さく掲載されていますが、テーマが世界遺産だけに、カラーでもう少し大きく掲載してくれれば、とは感じました。

 

有名どころの世界遺産の概要を英語で読みたい方にお薦めの一冊です。

 

気になれば、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

LSシリーズの本としては、以下のタイトルもご紹介したことがあります。

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

 

また、このブログでは、これまで多くの絵本、多読用図書を紹介しています。

右のサイドバーのカテゴリーから、

  • YL
  • 語数
  • Lexile
  • シリーズ
  • 著者名
  • タイトル

から検索できます。

気になるカテゴリーがあれば、チェックしてみてくださいね!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、Happy Reading!!

プライバシーポリシー お問い合わせ